「天を味方につける生き方」を読んで

あやちゃ~ん✨

友達
友達

この本面白かったよー!


と紹介された『天を味方につける生き方』。

表紙の勇ましい男性を見た瞬間は「えぇぇぇ…💦」と思ったのですが、すすめられたので読んでみると…

なんとまぁ!!
私の人生観が変わるような本でした。

作者の山納銀之輔さんは「エコビレッジビルダー」!?
初めて聞きました!!

本書によると、持続可能な村づくりを実践している方です。
有機農法はパーマカルチャー(人と自然が共生する社会を目指すデザイン手法)の実践、小さなコミュニティ、循環する水のシステム、分離型トイレなどなど…。
どんな時代になっても生きていける知恵を実践している人なんです。

「お金がただの紙切れになっても生きていける」――その言葉に衝撃を受けました!!
日本には四季があり、食べ物にも恵まれている。
本当に困るのは「食べられない」ことではなく「生活ができなくなること」だと…。

大きな気づきをもらえた一冊でした♪


ドイツ人は遊び心がある!?

山納さんは世界各地を視察しているのですが、特に印象的だったのがドイツ。

物価は高いけれど、どこか「遊び心」があるそうです。
それは心に余裕があるからこそ。

特に驚いたのは「家」の話。
ドイツには15世紀から建っている家もあり、先祖代々そこに住み続けている人も多いそうです。

一方、日本の家の平均寿命はわずか26年…。
なのに住宅ローンは35年…。

我が家も毎月10万円以上の住宅ローンを払っています。
「家賃さえなければ、旅行に行けるのに…」と思わずため息。

小さい頃「星が見たい!」「家の廊下を全力で走りたい!」と夢を語っていた我が子。
沖縄にいたら叶えてあげられたのにな…。
今ではマンション暮らしで走る廊下もない。
ちょっとセンチな気持ちになりました。

日本の住宅事情についても本には詳しく書かれているので、気になる方はぜひ読んでみてください。


「頑張る」の翻訳って?

山納さんがミャンマーで活動していたときのエピソードです。

「ビザが3日後に切れるから、それまでに作業を終わらせよう!頑張ろう!」と伝えたかったのですが…。
実はミャンマー語には「頑張る」という単語が存在しないのだそうです。

そこで山納さんは一晩眠らずに考え、たどり着いた訳がこちら。

やりたくないことを無理してやること

なるほど…。
言われてみれば「頑張る」って、そういう意味合いで使うこと、多いかもしれません。

日本人にとって当たり前の「急ぐ」「頑張る」という概念が、国によっては存在しない。
その発見に、ハッとさせられました。

山納さん曰く、

山納さん
山納さん

頑張っちゃダメ。
頑張ってると思ったらやめてください。
その時間があるなら、大好きな人と一緒に過ごしてください。
一生懸命するのはいいけど、頑張るのは違います。


私は「いつも急いでばかりだなぁ」と反省しつつ、
急ぐのも頑張るのもやめたーー!と、家族との時間を大切にしよう!と改めて思いました。


あやこの感想

この本を読んで気づいたのは「お金がなくても食べていけないんじゃなくて、生活ができないことに不安を感じているんだ」ということ。

スマホ、洋服、アクセサリー…。
日本は「なくても生きられるもの」に囲まれて、逆に不安を大きくしているのかもしれません💦

でも、日本には四季がある。
土地さえあれば生きていける。
そう聞いて、ふっと肩の力が抜けました💨

あやこ
あやこ

嫌になったら、実家に帰ればなんとかなるかぁ♪
実家では、その辺に生えてる草が食べれるし。

なんて、少し安心できたり。

この本の話を子どもにしたら「山納さんのところ行ってみたい!」と目を輝かせていました✨
「いいじゃん!」と盛り上がったけど…
虫が苦手な我が子よ、沖縄の巨大な虫たちを侮るなよ!と心の中でツッコミました。

本を読んで行動を変えたことなのですが…
「いってらっしゃ~い!頑張ってねぇ✨」を

あやこ
あやこ

いってらっしゃ~い♪楽しんでねぇ✨

にしてみました。
ただ、なぜか旦那にはすこぶる言いにくいし、ちょっと言いたくない💦

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