会社の人に、

トイレの神さまは、烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)だよ
と教えてくれた人がいます。
以前、私が仏教の本を読んだ話をしたときに、「仏教をわかりやすく解説している本があるよ」と紹介してくれたのが、ひろさちやさんの本でした。
ひろさちやさんの本は、たくさんありすぎて、どうしよう……。
なので、まずは入門!!
今回読んでみたのは、『仏像でわかる仏教入門』です。
仏(ほとけ)とは?
まずは、「仏って、そもそも何?」というところから。
一般的な仏教の教えでは、仏教の開祖は釈迦です。
釈迦族の国に生まれた一人の男性が出家をして修行し、35歳の12月に悟りを開いて、仏陀(ブッダ)になったそうです。
「仏陀」とは、真理に目覚めた人という意味。
それを略して、「仏(ほとけ)」と呼ぶそうです。
そして、その仏の教えだから、「仏教」になる。
なるほど~。
……と思っていたら、ここからが面白い!
「ほとけ」は宇宙そのもの!?
本の中では、「ほとけ」というものを、基本的に「宇宙仏」として捉えています。
宇宙そのものが「ほとけ」そのもの。
その宇宙から「ほとけ」の真理や教えを説くために遣わされたのが、釈迦だといいます。
だから、釈迦も「仏」になる。
そして仏教では、宇宙そのもの、宇宙の真理を「如(にょ)」といい、その「如」から来た存在だから、釈迦は「如来(にょらい)」になるそうです。
「如来」と「仏」は、同じ意味。
だから、
釈迦如来も、釈迦仏も、どちらも同じ意味。
へぇぇ~!
今まで「釈迦如来」って、仏像の名前くらいにしか思っていませんでした。笑
この世界には「光」と「影」がある
この世界には、光と影があります。
だから私たちは、「光は良いもの」「影はよくないもの」と考えがち。
でも、
生と死、健康と病気、美しいものと醜いもの……そのすべてがあること。
それら全部を含めた大宇宙そのものが「ほとけ」なのだそうです。
本の中では、
この宇宙は、ほとけの大宇宙なんだよ。そのほとけの大宇宙の中で生かされているんだから、ちょっと嫌なことがあっても、それも仏さまの世界のことだと思いなさい。そして、明るく幸せに生きるんだよ
本書より引用
という考え方が紹介されています。
なんだか……
「嫌なことがあっても、それも含めて今ここにいる」
って考えると、ちょっと見え方が変わる気がします。
仏像は、美術品ではない!?
今回、私が一番「そうなんだ!!」と思ったのが、ここ。
仏像は、美術品ではない。
仏像は、美術品や文化財として見るものではなく、苦しみを和らげるために祈るものなのだそうです。
では、その「苦」とは何なのか。
仏教では、いくつもの「苦」があるとされています。
四苦八苦💦
① 生苦(しょうく)……生まれる苦しみ
② 老苦(ろうく)……老いる苦しみ
③ 病苦(びょうく)……病む苦しみ
④ 死苦(しく)……死ぬ苦しみ
そして、さらに四つ。
⑤ 愛別離苦(あいべつりく)……愛する者と別れなければならない苦しみ
⑥ 怨憎会苦(おんぞうえく)……怨み憎む人に会わなければならない苦しみ
⑦ 求不得苦(ぐふとくく)……財物や地位、名誉など、求めるものが得られない苦しみ
⑧ 五陰盛苦(ごおんじょうく)……人間の肉体と精神、そのすべてに関わる苦しみ
これらは、たしかに「思うがまま」にはなりません。
最初の四苦に、さらに四苦を加えると八苦。
ここから、「四苦八苦」という言葉ができたそうです。
へぇぇ~。
普段何気なく使っている「四苦八苦」という言葉が、仏教から来ているとは知りませんでした。
「苦」とは、思うがままにならないこと
でも、仏教でいう「苦」は、単純に「つらい」「痛い」という意味とは少し違うそうです。
「思うがままにならないこと」
それが「苦」。
なので💨💨
「病気を治して!💥」
「老いを止めて!💦」
「死なないようにして!🙏🙏」
と、何でも自分の思う通りにしようとすると、それが苦しみになる。
思うがままにならないものは、思うがままにしようとしなければいい。
それが仏教の教えなのだそうです。
つまり、「苦にするな」ということ。
病気になったら、「早く治さなきゃ!」と必死になるのではなく、
「病気になったんだな」と、その状態を受け入れる。
そして、その中でもできることを楽しむ。
そんな考え方なのだそうです。
そうしたことに気づいて、仏像に祈る。
だから、仏像は美術品ではなく、祈るものなんですね。
へぇぇ。
今まで私は、「大仏、大きすぎる~~!昔の人すごい~!!」くらいしか考えていませんでした。笑
でも、これからは、
「苦を取り除く」というより、

すべてを受け入れて楽しめる自分になれますように♪
そんな気持ちで仏像を拝んでみたいと思います。
与願印(よがんいん)と施無畏印(せむいいん)
そして、もうひとつ気になったのが、仏さまの手の位置。
えぇぇ。
手の位置にも、いろんな意味があるんだそうです💨💨
その中で、気になったものを忘れないように書いておきます。
与願印
与願印(よがんいん)は、
「あなたの願いを聞き届けてあげるよ」
「あなたの願いをかなえてあげるよ」
といった約束を表す印だそうです。
施無畏印
そして、施無畏印(せむいいん)。「私たちが感じている畏怖(いふ)を取り除いてあげるよ」という意味の印です。
畏怖(いふ)とは、自分の力では到底かなわないような、圧倒的な存在に対して感じる恐れのこと。
私たちは、いろいろな「恐怖」を抱えて生きています。
他人から非難されることへの恐れ。
災害への恐怖。仕事を失うかもしれない恐怖。将来への不安。
そうした恐怖を、「取り除いてあげるよ」と、ほとけさまが言ってくださっている。
ありがたいことですね🙏✨
そして、与願印と施無畏印は、セットになっていることも多いそうです。
仏さまの手の形にも、こんな意味が込められているんですね。
今まで仏像を見ても、「この手、どうしてこうなってるんだろう?」くらいにしか思っていませんでした。😆
知ってから見ると、仏像の見方が変わりそうです。
あやこの感想
今回、この本を読んで一番心に残ったのは、

すべてを苦にするな
という考え方。
そして、仏像は美術品として見るだけではなく、祈るもの。
ということ。
仏教って、難しい言葉がたくさん出てくるので、「う~~ん、読めないし、よく分からない💦」
ことばかりでした。
でも、こうやって一つずつ知っていくと、「あっ、そういうことだったの!?」と、ちょっとずつ面白くなってきます。
これから御朱印をいただきにお寺へ行ったときは、「御朱印を集める」だけではなく、

この仏さまは、どんな意味があるんだろう?
と、仏像にも目を向けてみたいと思います。
知れば知るほど、御朱印巡りも楽しくなりそうです♪
まずは、「すべてを苦にするな♪」を胸に、今日も生きてみようと思います♪
※間違いがあったらごめんなさい💦

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